身分違いを乗り越えて…

5秒くらいたってから来音のお父さんが口を開く

「その事なんだか、来音は次期社長になるんだ。

だから、いい家柄の人と結婚してほしいんだ。」

何を言われるのかと思ったら…なにかいわなくちゃと思ってたら、

「はぁ?」

隣からそんな声が聞こえる。この声は来音が怒ってるときの声だ。

「いくら親父だからって、それだけはゆるさねぇからな」

「でも…」

「もし、楽夢じゃないやつと結婚しろなんていうなら

俺はこの家を出ていく。家柄だって、なんだって捨ててやるよ」

私抜きで話が進んでいく。

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