真面目なお前に恋をした
真面目ちゃん

「さっそく、そうと決まったら  
行動にうつしますか」

俺はぐちぐちと言ってるよりも
行動したほうがいいと判断した

「はぁ?
七組のお前と三組の坂下がそう簡単に会えるとでも思ってるのか?」

うーん
崚が言ってることは正しい

三組は二階で七組は三階だ
確かに偶然にでも会えるとは思えない。

「それじゃあ、坂下目当てで待っとくとかは?」

それの方が手っ取り早く
坂下と話すタイミングは掴めるはずだ

「まぁ…
お前がそう決めたなら俺は反対しないよ」

崚は諦めたのか呆れてるのか
ため息をついた
< 11 / 36 >

この作品をシェア

pagetop