真面目なお前に恋をした

「ハァ…ぁハァ…ぁん」

お互いの吐息が響き渡った。
次第にキスも深くなっていった

「ぁァッ…ダメぁぁッ」

バンッ

急に物音をする方を振り向くと
1人の女が俺らの行為を唖然として見つめてた。

「ご、ごめんなさい…ごめんなさい」

目の前にいる女は目をウルウルさせて
ひたすら俺らに謝ってきた

「坂下さんじゃん。
今から、いいとこなの邪魔しないでもらえるかな?」

女は、落とした本を拾って
ペコとお辞儀をしてこの場を去った
< 3 / 36 >

この作品をシェア

pagetop