「孤独」と「闇」の間で少女は笑う
これは良いこと、良いこと

だから良いんだ

彼らは私が罰さなければいけないんだ

"殺しちゃえ"

殺しちゃえ…

殺しちゃえ…

ゆっくり、ゆっくり、中から壊して……

ふふふっ、、、

あー楽しみだなー

ふふふふっ、私って良い子だな〜

憎き善者のために働くんだからさ

あははは!!!!!!

やっばい、想像しただけで興奮してきちゃった

「おーい」

「未唯ー!!」

うわ!!うるさ!!

『おいこら!!耳元で叫ぶなや!』

余りの迫力に二人とも一歩後ろに下がる

「え、いやな?何回呼んでも気づかないし、時間が、、」

『うぁーー!遅刻だぁー!!くそっ、、良いところで邪魔しおってー!後で覚えてろ!修二!』

「え!?なんで俺だけなんだよー?ちょ!うわ!!」

文句を言ってくる修二の腕を掴み急いで家を出た

ベンツに乗り込み、運転席にいるユリに声をかける

『ユリ出して』

瞬間ものすごい勢いで走り出した車



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