「孤独」と「闇」の間で少女は笑う
言いたいことを言った後、ユリは姿を消した

………空を眺める九尾

「……強くなったことは認めよう、、しかし、まだ無知なところは変わってないようだ、最強の力……いや、神の力と、王の力の本当の意味、強さ、使い方がなっていない、それどころか、未唯はまだ目覚めてすらいないじゃないか、、、ユリ、君もまだまだ無知だね」

そう思わないかい?

と、九尾は壁の端にいた黒い男に聞いた

「…………」

だが、男は何も言わない

「ふっ、、まぁいいよ、ちゃんと働いてさえくれればね、これからが楽しみだ」

不適に笑う彼の声だけが部屋に響いた
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