「孤独」と「闇」の間で少女は笑う
「よし、ついたぞ」

と、過去話しはここまでかな、

まぁ、とりあえず、この世界と、私に関して、少しは理解してくれたかな?

まだまだ、秘密はおーいけど、後々ね、

「うるせぇーとこだな」

『そーだねぇー』

「あはは、すまんな、問題児ばかりで、二人とも俺が呼ぶまで廊下にいてな、呼ばれたら入ってきていいから」

『「りょーかい」』

小夜魔は中へ入って行った

「あー、だるい、めんどくさい」

『言えてるよ、だるい』

なんで人間の視線を浴びなきゃなんないんだろ、、

もうさ、この意味わからない感情を一言で表すと

「だるい」

……それだ、、

『ねぇ、ホームルーム終わったら屋上行こ、サボりって言うらしいけど、めんどいから、保健室行くってことにしといてさ、』

「お、いいね、そーするか、」

それから、小夜魔に呼ばれるときを待っていたのだが、なかなか呼ばれない、しかも、うるさい

と、

バンッ!!!!

大きな音がなってびっくり

「なっなんだ?」

『……小夜魔が机を叩いた』

妖の力の一つである透視を使ったところ、小夜魔が教卓を叩いて、生徒を黙らせていた

「おっかねーな」

『うん』

小夜魔の激怒が聞こえてきた、その声と、喋り方がさっきの優しかった小夜魔とは違い過ぎていた

『「ギャップだ、、」』

すごいなー、ギャップってあーいうの言うんだね

"初めてみたんだけど"

"俺も、"

「二人とも!入ってきてください!」

と、小夜魔が優しい声で呼んだ

修二がドアを開けて入って行くので、私は、その後ろを歩いた
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