「孤独」と「闇」の間で少女は笑う
「彼氏はいるの?」

「タイプはどんな?」

「二人の関係って!?」

「朝はなに食べるのー?」

うるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさいうるさい

頭が痛い、早くこの場を去りたい

あぁ、、、意味がわからない

質問する必要がないだろ

とは、言えないから、鮮やかな笑みを浮かべて一つ一つ丁寧に答えを返した

「彼氏は居ません、恵璢も彼女はいません」

ふっ、私だけぇ〜彼氏は居ませんっっ!ていうのなんか不公平だし、ねっ!修二っと、語りかけたつもりでチラ見したのだが、、、、駄目だこいつは、眠たそうにあくびするだけで、なんも喋らん!ちょっとはカバーしてくれればいいのにー
ちぇっ…

「好きなタイプは、、そーですね、面白い人ですかね」

内心修二の愚痴を言いながらも、質問に答えて行く

え…、いやいや、その場しのぎの冗談に決まってるじゃないですか〜ぁ 笑

面白い人、に反応した数人の男ども、一人残らず駆逐してやる!!

なんてことはしませんけれども

実際、私は誰にも興味なんてないぞんっ!このナルシストどもぉ〜 キラっ❗️

「関係といってもたいしたことはございませんよ、ただの兄弟ですので」

ええ本当に、設定上兄弟ですから、それ以上にはなり得ませんよ、得たとしても全力で拒否しちゃうもんっ!笑

「朝食ですか?えっと、、なんでしたっけ、?千代」

名前を呼ぶと返事をして、朝食の話をしだした

あれから10分は前に立ちっぱなしで、しかも、私は夜型だから慣れてなくてとにかく眠い!

このままぶっ倒れたいぐらい眠いよ……


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