「孤独」と「闇」の間で少女は笑う
『あー、、んーどうだろねぇー、可能性としては無いこともないんだけど……』

あったらあったらでなんか嫌だよね、、

「てか、もしそうだったとしても、普通に接してりゃいいだろ」

『……そう、ね、だけど……実際に彼らの前に立って冷静でいられる自信わないよ』

「あ、、すまん」

なんで謝んだよ!なんか自分が情けなく思えてきた、、

「ねぇ……これ、博士が新しく作った薬なんだけど使う?安定剤よ」

そっか、この前、夢を見たくないからって一気に使っちゃったから、もっと強いのを作ってくれたんだ……

気が利くね、、テンキュー、博士

『ん、いる、ありがとね』

「うん、」

お礼を言われて嬉しいけど、喜んでいいのか分からないって顔だ

ユリは昔から過保護だったもんね、

『くすっ、素直に喜んでよし!』

「っ!!はい!」

「俺の存在忘れんな!」

「消えろ」

ちょっ、ユリー、、

邪魔されたからってその対応は、私だって流石に顔を見て話すぞ…

怖いな、……

『ちっ、千代!恵璢!』

「なんですか?」

「なんだ?」

『えっとね、この後教室戻るけど、冷静にね!未唯も頑張るし!!ねっ!』

「ふふっ、TOPのご命令とあれば」

「なんでも致します」

いや、命令した覚えわないのだが、、

それに、その態度も辞めろといっているのに……

はぁー、、……
< 38 / 39 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop