やさしい手のひら・後編
「さぁ、飲もう」
店員さんがビールを持ってきてくれたので3人で乾杯をして、昔の話をしたり、今の近況を話したり健太のことを考えないで過ごせていた
「亜美、モデルの仕事してるの?」
「う・・ん、今は休みもらってる」
「続けるの?」
迷っている。保育士の試験もあるしこれからもっと忙しくなる
それにモデルをしていることでどこかで健太と繋がっていることが私には辛かった
「正直・・・続けるか悩んでる・・・」
「辞めたかったら辞めればいいじゃん」
凌がそう言った
「無理に続ける意味もないだろう。保育士の試験だって近いんだろ?」
「うん・・・」
「保育士は亜美の夢だったもんね」
「保育士に絶対なりたい・・・」
「だったら辞めれば?」
由里も凌と同じ意見だった
「うん。ちゃんと考えてみる。半端な気持ちで仕事するのも田村さんにも新くんにも悪いよね」
「新くん元気なの?」
「うん。元気だよ」
「いい男だよねー」
「お前は誰でもいいのかよ」
凌が由里に突っ込んだ。この風景を見るのも久しぶりだった
そんな2人の姿が可笑しくって・・・
「亜美は笑っている方がいい」
「あら、本郷照れちゃってー」
「うるせー」
ありがとう・・・由里、凌
店員さんがビールを持ってきてくれたので3人で乾杯をして、昔の話をしたり、今の近況を話したり健太のことを考えないで過ごせていた
「亜美、モデルの仕事してるの?」
「う・・ん、今は休みもらってる」
「続けるの?」
迷っている。保育士の試験もあるしこれからもっと忙しくなる
それにモデルをしていることでどこかで健太と繋がっていることが私には辛かった
「正直・・・続けるか悩んでる・・・」
「辞めたかったら辞めればいいじゃん」
凌がそう言った
「無理に続ける意味もないだろう。保育士の試験だって近いんだろ?」
「うん・・・」
「保育士は亜美の夢だったもんね」
「保育士に絶対なりたい・・・」
「だったら辞めれば?」
由里も凌と同じ意見だった
「うん。ちゃんと考えてみる。半端な気持ちで仕事するのも田村さんにも新くんにも悪いよね」
「新くん元気なの?」
「うん。元気だよ」
「いい男だよねー」
「お前は誰でもいいのかよ」
凌が由里に突っ込んだ。この風景を見るのも久しぶりだった
そんな2人の姿が可笑しくって・・・
「亜美は笑っている方がいい」
「あら、本郷照れちゃってー」
「うるせー」
ありがとう・・・由里、凌