やさしい手のひら・後編
映画を見終わり、ランチを食べて、久しぶりのショッピングを楽しむ
欲しい物がいっぱい。かわいい色のスカートを買うか買わないか悩んでいると、
「欲しいの?」
「うーん、悩んでる」
「お前らしい色だから買ったら?」
値段をもう一度見直し、考えていると
「買ってやるよ」
そう言って私の手からスカートを奪い取る
「ち、ちょっと待って」
「悩んでるなら買った方がいいから」
「あ、私が払う」
「いいよ。2週間一人にさせてたからお詫び」
「でも…」
「いいから」
悪いことしちゃった…買ってもらうつもりじゃなかったのに…
「次のデートで着てきて」
「う…ん、ありがと」
ショップの袋を渡された
「そんな顔をしない」
申し訳なくて、笑顔でいられないでいた
「俺が買ってやるって言ったんだから、そういう時は遠慮しなくていいから」
「う…ん」
私の顔を上げて、ほっぺったを横に引っ張り
「笑ってた方がお前らしい」
「こんなとこで恥ずかしいから」
私が笑うと新くんも笑う。気持ちが和らいでくる
その時だった
♪♪♪~
私の携帯が鳴っていた
欲しい物がいっぱい。かわいい色のスカートを買うか買わないか悩んでいると、
「欲しいの?」
「うーん、悩んでる」
「お前らしい色だから買ったら?」
値段をもう一度見直し、考えていると
「買ってやるよ」
そう言って私の手からスカートを奪い取る
「ち、ちょっと待って」
「悩んでるなら買った方がいいから」
「あ、私が払う」
「いいよ。2週間一人にさせてたからお詫び」
「でも…」
「いいから」
悪いことしちゃった…買ってもらうつもりじゃなかったのに…
「次のデートで着てきて」
「う…ん、ありがと」
ショップの袋を渡された
「そんな顔をしない」
申し訳なくて、笑顔でいられないでいた
「俺が買ってやるって言ったんだから、そういう時は遠慮しなくていいから」
「う…ん」
私の顔を上げて、ほっぺったを横に引っ張り
「笑ってた方がお前らしい」
「こんなとこで恥ずかしいから」
私が笑うと新くんも笑う。気持ちが和らいでくる
その時だった
♪♪♪~
私の携帯が鳴っていた