光のもとでⅡ
ツカサは画像を見てすぐに私へと視線を戻した。
「なんの用があって?」
「え? 用……?」
猫の餌付けに用事は必要だろうか……。そもそも猫に用事……?
考えていると、
「用があるからメールのやり取りしてるんじゃないの?」
そこまで言われて猫の餌付けがスルーされたことに気づく。
……言われてみれば、用件という用件があるわけではない。ただ、近況報告のやり取りを繰り返しているだけ。
「用はない、かな? いつもお互いの近況報告みたいな感じだし……」
「……それ、楽しい?」
「うん。鎌田くん、写真を添付してくれたりするから」
「ふーん……」
それ以上何を言うでもなく、ツカサは図書棟へ向かって歩きだした。
「なんの用があって?」
「え? 用……?」
猫の餌付けに用事は必要だろうか……。そもそも猫に用事……?
考えていると、
「用があるからメールのやり取りしてるんじゃないの?」
そこまで言われて猫の餌付けがスルーされたことに気づく。
……言われてみれば、用件という用件があるわけではない。ただ、近況報告のやり取りを繰り返しているだけ。
「用はない、かな? いつもお互いの近況報告みたいな感じだし……」
「……それ、楽しい?」
「うん。鎌田くん、写真を添付してくれたりするから」
「ふーん……」
それ以上何を言うでもなく、ツカサは図書棟へ向かって歩きだした。