光のもとでⅡ
「それ、リィの考えすぎなんじゃん?」
「どうかな? 俺は実際にその場を見たわけじゃないし」
「いや、どうしたって考えすぎだよ」
唯は相変わらず断定口調だった。
「逆に、なんでそう言い切れる?」
「だって、そんなの意識してるからに決まってんじゃん」
「は……?」
「リィを女の子として意識しすぎるからゆえの行動じゃん?」
「……ごめん、なんで?」
あまりにも理解ができずに問いかける。と、
「だーもうっ! こんなん初歩的でしょっ!? あんちゃんも男なら察してやんなよ。つまり、リィのことが好きすぎて、近くにいられるとムラムラしちゃうから、ってことなんじゃないの?」
目から鱗だった。
「なるほど……」
「ちょっとちょっと、しっかりしてよ」
唯にじとり、と見られるものの、そんなことは考えつきもしなかったのだから仕方がない。
「どうかな? 俺は実際にその場を見たわけじゃないし」
「いや、どうしたって考えすぎだよ」
唯は相変わらず断定口調だった。
「逆に、なんでそう言い切れる?」
「だって、そんなの意識してるからに決まってんじゃん」
「は……?」
「リィを女の子として意識しすぎるからゆえの行動じゃん?」
「……ごめん、なんで?」
あまりにも理解ができずに問いかける。と、
「だーもうっ! こんなん初歩的でしょっ!? あんちゃんも男なら察してやんなよ。つまり、リィのことが好きすぎて、近くにいられるとムラムラしちゃうから、ってことなんじゃないの?」
目から鱗だった。
「なるほど……」
「ちょっとちょっと、しっかりしてよ」
唯にじとり、と見られるものの、そんなことは考えつきもしなかったのだから仕方がない。