光のもとでⅡ
「えと……直接渡されたわけじゃなくて」
「「じゃなくてっ!?」」
「……ツカサが帰ってから気づいたの。教科書に栞とメモが挟まっていて、バレンタインのお返しって書いてあった」
「「でっ!?」」
「それで……えーと……ありがとうの電話をしました」
「「以上っ!?」」
何を期待されているのかわからないけれど、残念ながら「以上」だ。
「ね、もっとダイレクトに訊いていい?」
「佐野くん、何?」
「御園生と藤宮先輩って両思いじゃん? 付き合うとかそういう話はしたのかな、って……」
佐野くんの質問には首を振った。
「同じようなことをサザナミくんにも言われたからツカサに訊いてみたの」
「「「「「「でっ!?」」」」」」
今度は桃華さんや空太くんたちも一緒になって話に食いつく。
「「じゃなくてっ!?」」
「……ツカサが帰ってから気づいたの。教科書に栞とメモが挟まっていて、バレンタインのお返しって書いてあった」
「「でっ!?」」
「それで……えーと……ありがとうの電話をしました」
「「以上っ!?」」
何を期待されているのかわからないけれど、残念ながら「以上」だ。
「ね、もっとダイレクトに訊いていい?」
「佐野くん、何?」
「御園生と藤宮先輩って両思いじゃん? 付き合うとかそういう話はしたのかな、って……」
佐野くんの質問には首を振った。
「同じようなことをサザナミくんにも言われたからツカサに訊いてみたの」
「「「「「「でっ!?」」」」」」
今度は桃華さんや空太くんたちも一緒になって話に食いつく。