光のもとでⅡ
「ツカサ……?」
翠は不思議そうに俺の名前を口にしたが、顔をゆっくりと近づけると、キスを察して目を閉じた。
どうしてだろう……ただキスをしているだけなのに、気持ちが満たされていく。
キスをすれば歯止めがきかなくなる、そう思っていたのに……。
正直なところはその先の関係を望んでいる。でも、切羽詰った感じは遠のいたように思えた。
この変化はなんなのか……。
「……ツカサ?」
翠に顔を覗き込まれ、改めてそっと抱きしめる。
「……翠は何が怖い?」
「え……?」
「俺も男だから、秋兄と変わらない。性欲はそれ相応にあると思う。俺がそういうことを考えていたら、恐怖の対象になるのかが知りたい」
「……何が違うのかはわからないの。でも、秋斗さんに感じたような恐怖感をツカサには感じてない。でも、性行為は怖い」
「……わかった」
翠は不思議そうに俺の名前を口にしたが、顔をゆっくりと近づけると、キスを察して目を閉じた。
どうしてだろう……ただキスをしているだけなのに、気持ちが満たされていく。
キスをすれば歯止めがきかなくなる、そう思っていたのに……。
正直なところはその先の関係を望んでいる。でも、切羽詰った感じは遠のいたように思えた。
この変化はなんなのか……。
「……ツカサ?」
翠に顔を覗き込まれ、改めてそっと抱きしめる。
「……翠は何が怖い?」
「え……?」
「俺も男だから、秋兄と変わらない。性欲はそれ相応にあると思う。俺がそういうことを考えていたら、恐怖の対象になるのかが知りたい」
「……何が違うのかはわからないの。でも、秋斗さんに感じたような恐怖感をツカサには感じてない。でも、性行為は怖い」
「……わかった」