光のもとでⅡ
「夏とは言っても建物の中に入ったら寒いかもしれないし、上にカーディガンかシャツを羽織ったほうがいいと思うんだけど……」
「あ、それなら……」
去年の誕生日に買ってもらった少しカッチリとした白いシャツがある。
それを取り出すと、
「あ、いいじゃんいいじゃん。シャツの裾を前で結べばちょっとリゾートっぽくも見えるし」
「おかしくない?」
蒼兄は「かわいいよ」と答えてくれ、明日の服装が決まったことに私はほっとした。
「リィはジーパンとかはかないの? フルレングス、サブリナ、クロップド丈、なんでも似合いそうなのに」
「そういえば、翠葉がはいているとこ見たことないな。パンツスタイル嫌い?」
唯兄と蒼兄の視線を受けて、首を傾げる。
「嫌いと思うほどはいたことがない、かな……。なんとなくいつもスカート……というかワンピースに手を伸ばしちゃうから」
「よっし、今度リィの洋服を買いに出かけようよっ!」
「えっ!? 誕生日にプレゼントしてもらったばかりだよっ!?」
「あ、それなら……」
去年の誕生日に買ってもらった少しカッチリとした白いシャツがある。
それを取り出すと、
「あ、いいじゃんいいじゃん。シャツの裾を前で結べばちょっとリゾートっぽくも見えるし」
「おかしくない?」
蒼兄は「かわいいよ」と答えてくれ、明日の服装が決まったことに私はほっとした。
「リィはジーパンとかはかないの? フルレングス、サブリナ、クロップド丈、なんでも似合いそうなのに」
「そういえば、翠葉がはいているとこ見たことないな。パンツスタイル嫌い?」
唯兄と蒼兄の視線を受けて、首を傾げる。
「嫌いと思うほどはいたことがない、かな……。なんとなくいつもスカート……というかワンピースに手を伸ばしちゃうから」
「よっし、今度リィの洋服を買いに出かけようよっ!」
「えっ!? 誕生日にプレゼントしてもらったばかりだよっ!?」