光のもとでⅡ
「翠葉は思ったことをそのまま口にするタイプだと思ってたけど……」
「……だって、そう思っているのが自分だけだったら、なんだかとっても寂しいでしょう?」
蒼兄はクスクスと笑う。
「ね、蒼兄……お付き合いをしいてたら、話す内容がなくても電話ができるの?」
周りの人の話を聞いていたらそんな気がした。
「別に付き合ってなくてもできるだろうけど……。でも、確かに付き合ってると電話はしやすいかもな」
「そう、なのね……」
「でも、翠葉と司だって付き合ってるんだろ?」
「……どうしてそう思うの?」
「どうしてって……」
「サザナミくんや嵐子先輩にも訊かれたのだけど、私とツカサは付き合うとかそういう話はしてないよ?」
「えっ!? でも、春休みだってちょくちょくうちに来てたし……」
「それだけよ?」
「……だって、そう思っているのが自分だけだったら、なんだかとっても寂しいでしょう?」
蒼兄はクスクスと笑う。
「ね、蒼兄……お付き合いをしいてたら、話す内容がなくても電話ができるの?」
周りの人の話を聞いていたらそんな気がした。
「別に付き合ってなくてもできるだろうけど……。でも、確かに付き合ってると電話はしやすいかもな」
「そう、なのね……」
「でも、翠葉と司だって付き合ってるんだろ?」
「……どうしてそう思うの?」
「どうしてって……」
「サザナミくんや嵐子先輩にも訊かれたのだけど、私とツカサは付き合うとかそういう話はしてないよ?」
「えっ!? でも、春休みだってちょくちょくうちに来てたし……」
「それだけよ?」