光のもとでⅡ
顔はこれ以上ないくらいに熱を持ち、身体はしだいに縮こまり筋肉は硬直していく。それに気づいたのか、
「……怖い?」
ツカサは動作を止めて私をうかがう。
「怖くは、ない……。でも、心臓が潰れそう……。さっきよりも心臓がドクドクいってて、どうしよう……」
涙が零れる。と、ツカサは唇を寄せ涙を吸い取った。
「……大丈夫。これ以上のことはしないし、落ち着くまでは何もしない……。抱きしめるだけだから」
そう言うと、ツカサは私をさらに引き寄せ、頭や背中を撫でる動作はやめてくれた。
どのくらいそうしていたのか、気づいたときには心拍が落ち着いてきた。
室内のエアコンが肌寒く感じ、ツカサに触れている部分があたたかくて気持ちがいい。
「本当だ……少し落ち着いてきた」
ツカサと視線を合わせると、ちゅ、とこめかみにキスをされ、再度髪の毛を梳かれたり、背中をさすられる。
ぞくぞくとするような、くすぐったい感覚はあるけれど、嫌ではなかったし怖いとも思わなかった。
「……怖い?」
ツカサは動作を止めて私をうかがう。
「怖くは、ない……。でも、心臓が潰れそう……。さっきよりも心臓がドクドクいってて、どうしよう……」
涙が零れる。と、ツカサは唇を寄せ涙を吸い取った。
「……大丈夫。これ以上のことはしないし、落ち着くまでは何もしない……。抱きしめるだけだから」
そう言うと、ツカサは私をさらに引き寄せ、頭や背中を撫でる動作はやめてくれた。
どのくらいそうしていたのか、気づいたときには心拍が落ち着いてきた。
室内のエアコンが肌寒く感じ、ツカサに触れている部分があたたかくて気持ちがいい。
「本当だ……少し落ち着いてきた」
ツカサと視線を合わせると、ちゅ、とこめかみにキスをされ、再度髪の毛を梳かれたり、背中をさすられる。
ぞくぞくとするような、くすぐったい感覚はあるけれど、嫌ではなかったし怖いとも思わなかった。