光のもとでⅡ
「色々納得いかないんだけど」
納得いかないのは私もだ。やっと会えたのに、どうしてこんななんだろう……。
寂しい気持ちに悔しい気持ちとやるせない気持ちも追加される。
「翠」
さっきよりも低い声。ツカサは機嫌が悪くなると少しずつ声が低くなる。
大好きなのに、大好きな人なのに――どうしてこんな声で呼ばれなくちゃいけないんだろう。
「泣きそうな理由は?」
「ツカサの機嫌が悪いからっ」
「翠が理由を話さないからだろ?」
「ここにいたのは――ツカサの姿が見れるからっ」
言って数秒後、
「なんで……」
改めて訊かれた。
「……姿を見たいと思っちゃいけない!?」
「いけないとは言ってない。なんでって訊いた」
「だって……テスト期間終わったら全然会えなくなっちゃったから――」
声はどんどん小さくなる。
納得いかないのは私もだ。やっと会えたのに、どうしてこんななんだろう……。
寂しい気持ちに悔しい気持ちとやるせない気持ちも追加される。
「翠」
さっきよりも低い声。ツカサは機嫌が悪くなると少しずつ声が低くなる。
大好きなのに、大好きな人なのに――どうしてこんな声で呼ばれなくちゃいけないんだろう。
「泣きそうな理由は?」
「ツカサの機嫌が悪いからっ」
「翠が理由を話さないからだろ?」
「ここにいたのは――ツカサの姿が見れるからっ」
言って数秒後、
「なんで……」
改めて訊かれた。
「……姿を見たいと思っちゃいけない!?」
「いけないとは言ってない。なんでって訊いた」
「だって……テスト期間終わったら全然会えなくなっちゃったから――」
声はどんどん小さくなる。