光のもとでⅡ
「だからさ、なんで祝いやご褒美がデートになるのか知りたいんだけど」
「……だって、デートは特別だよ?」
私の言葉に、ツカサは何か言うのを諦めたようだった。
「じゃ、デートだとして、どこか行きたい場所でも?」
「……えぇと、行きたい場所って言われると困っちゃうから、どこかへ連れて行ってほしい、じゃだめ?」
「了解。じゃ、初ドライブにでも行こう」
「本当っ?」
デートの日取りを決めるため、互いのスケジュールを確認した。
「今日、このあとは?」
「マンションに帰るよ。あのね、今日は雅さんと会うの」
「これから……?」
ツカサは腕時計を確認した。時刻は五時を回っている。
「あのね、雅さんがマンションまで来てくれて、コミュニティタワーの談話室でお会いするの」
「あぁ、そういうこと……」
「藤の会以来だから楽しみ」
「会って何話すの?」
「え?」
「接点っていう接点ないだろうし、共通の話題なんてあるの?」
そう言われてしまうと考えてしまう。
「……だって、デートは特別だよ?」
私の言葉に、ツカサは何か言うのを諦めたようだった。
「じゃ、デートだとして、どこか行きたい場所でも?」
「……えぇと、行きたい場所って言われると困っちゃうから、どこかへ連れて行ってほしい、じゃだめ?」
「了解。じゃ、初ドライブにでも行こう」
「本当っ?」
デートの日取りを決めるため、互いのスケジュールを確認した。
「今日、このあとは?」
「マンションに帰るよ。あのね、今日は雅さんと会うの」
「これから……?」
ツカサは腕時計を確認した。時刻は五時を回っている。
「あのね、雅さんがマンションまで来てくれて、コミュニティタワーの談話室でお会いするの」
「あぁ、そういうこと……」
「藤の会以来だから楽しみ」
「会って何話すの?」
「え?」
「接点っていう接点ないだろうし、共通の話題なんてあるの?」
そう言われてしまうと考えてしまう。