近いようで遠い君
タイトル未編集

入学

「おはよう。こんな日に寝坊なんて、いい度胸ね。遅刻なんてしたら許さないから。」

起きたばかりの私に姉の玲奈(れな)は、朝食を食べながら言った。

私の名前は、工藤 さくら(くどう さくら)。
今日から、水嶋高校に通う。

姉は、その高校の生徒会長。
そんな姉に憧れてこの高校に入った。

「お姉ちゃん、一緒に学校に行っていい?」
大急ぎで制服に着替えて、聞いてみた。
「いいよ。制服、よく似合ってるし。ってか、もう行かないと」

そう言うと姉は、カバンを持って玄関へ向かった。
私もその後を追う。


しばらく歩いていると、幼馴染で親友の小林 愛奈(こばやし まな)に会った。
愛奈も姉に憧れていて、一緒にこの学校に入った。
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