全部、抱きしめて
「だったら先にご飯よりーー」
そう言って、直也はあたしの耳たぶを甘噛みした。
ほんの一瞬、甘い刺激が体中を駆け巡る。
「な、直也...。こいうことはご飯食べてからでも出来るでしょ?」
「嫌だ。待てない。だって3週間近くやってないんだぞ」
確かにそれくらいやってないんだった。
直也が忙しかったり、あたしが生理前で何となく体調がすぐれなかったり、そして生理がきたり......。
「今すぐしたいんだよ。こんなふうに思うのは、由里子だからだぞ」
「分かってるよ」
「じゃあいいだろ?」
あたしがなんて答えようか考えていたら、直也のスマホの着信が鳴り出した。
「電話鳴ってるよ?」
「出たくない」
そう言って、直也はあたしの耳たぶを甘噛みした。
ほんの一瞬、甘い刺激が体中を駆け巡る。
「な、直也...。こいうことはご飯食べてからでも出来るでしょ?」
「嫌だ。待てない。だって3週間近くやってないんだぞ」
確かにそれくらいやってないんだった。
直也が忙しかったり、あたしが生理前で何となく体調がすぐれなかったり、そして生理がきたり......。
「今すぐしたいんだよ。こんなふうに思うのは、由里子だからだぞ」
「分かってるよ」
「じゃあいいだろ?」
あたしがなんて答えようか考えていたら、直也のスマホの着信が鳴り出した。
「電話鳴ってるよ?」
「出たくない」