全部、抱きしめて
そう思っていたんだけど、大瀬良さんは
「いいよ」と答えた。
えぇぇっ!?
まさかまさかの展開だった。
「あの。本当に一緒にご飯食べに行ってくれるんですか?」
「あぁ。いいよ。オレも家に帰っても晩酌しながらテレビ観るくらいだから」
要は暇だからつきあうよ。
そいうことだろう。
「7時に一岡の家に迎えに行くよ。住所聞いてもいい? ナビに登録するから教えて」
大瀬良さんは、スーツのポケットからペンとメモ帳を取り出し、あたしに渡した。素直に住所を書いてペンとメモ帳を返した。
そして連絡先も交換して、一度会社で別れた。
約束通り、大瀬良さんは7時に家まで迎えに来てくれた。ちなみにあたしはアパートに一人暮らしをしている。
当然だけど、初めて乗る、大瀬良さんの車の助手席。妙にドキドキしていた。
部署は違うし、顔を合わせても仕事の話しかしない相手とご飯を食べに行くことになるなんて。(誘うのもどうかと思うけど)
「いいよ」と答えた。
えぇぇっ!?
まさかまさかの展開だった。
「あの。本当に一緒にご飯食べに行ってくれるんですか?」
「あぁ。いいよ。オレも家に帰っても晩酌しながらテレビ観るくらいだから」
要は暇だからつきあうよ。
そいうことだろう。
「7時に一岡の家に迎えに行くよ。住所聞いてもいい? ナビに登録するから教えて」
大瀬良さんは、スーツのポケットからペンとメモ帳を取り出し、あたしに渡した。素直に住所を書いてペンとメモ帳を返した。
そして連絡先も交換して、一度会社で別れた。
約束通り、大瀬良さんは7時に家まで迎えに来てくれた。ちなみにあたしはアパートに一人暮らしをしている。
当然だけど、初めて乗る、大瀬良さんの車の助手席。妙にドキドキしていた。
部署は違うし、顔を合わせても仕事の話しかしない相手とご飯を食べに行くことになるなんて。(誘うのもどうかと思うけど)