全部、抱きしめて
あっさり答える大瀬良さんに無性に腹が立った。
「だったら、ここはキスしていい場所かどうか分かるでしょう? 係長がやるべきことじゃありません!」
「でもたまには、スリルがある場
所で悪くないだろ? キス以上のことここでしたら興奮するだろうな。今からする?」
「ばっ......バッカじゃないの!」
部署は違えど会社の先輩ということも忘れて、思わずタメ口が出てしまう。
でも、そんなことを気にする様子もない大瀬良さんはこう言った。
「あっ。でも、由里子は今から潤と飯食いに行くらしいから、ここでするなら早く済ませないとな」
って.......。
大瀬良さんは、あたしが長谷部さんとご飯を食べに行くことを知っていた。
なぜだか、ヤバイという気持ちが湧き上がる。
長谷部さんのお喋り!
「だったら、ここはキスしていい場所かどうか分かるでしょう? 係長がやるべきことじゃありません!」
「でもたまには、スリルがある場
所で悪くないだろ? キス以上のことここでしたら興奮するだろうな。今からする?」
「ばっ......バッカじゃないの!」
部署は違えど会社の先輩ということも忘れて、思わずタメ口が出てしまう。
でも、そんなことを気にする様子もない大瀬良さんはこう言った。
「あっ。でも、由里子は今から潤と飯食いに行くらしいから、ここでするなら早く済ませないとな」
って.......。
大瀬良さんは、あたしが長谷部さんとご飯を食べに行くことを知っていた。
なぜだか、ヤバイという気持ちが湧き上がる。
長谷部さんのお喋り!