✡ワスレナグサ✡
朝、いつもより念入りに鏡チェックして家を出た。
「おはよ」
「あ、おはようございます」
顔を見るだけでドキドキしてしまう。
「そ、そういえば今週末って練習試合ですよね」
「うん」
「頑張ってくださいね」
「勝ったら何かしてくれる??」
「何がいいですか?」
「何でもいいの?」
「まぁ、私のできる範囲なら」
「じゃあ、シュートの数だけキスしてよ」
いや、バスケってシュート数すごく多いよね…
「…」
「聞いてた?」
「え、あー、うん…キス…ですか?」
「うん」
「先輩が頑張ってくれるんだったら、いい…ですよ」
「じゃあ、約束」
そう言って、右手の小指をたてて私の胸の前につきだした。
私も同じように手をだして指切りした。
「約束だからな!」
「はい…」
「おはよ」
「あ、おはようございます」
顔を見るだけでドキドキしてしまう。
「そ、そういえば今週末って練習試合ですよね」
「うん」
「頑張ってくださいね」
「勝ったら何かしてくれる??」
「何がいいですか?」
「何でもいいの?」
「まぁ、私のできる範囲なら」
「じゃあ、シュートの数だけキスしてよ」
いや、バスケってシュート数すごく多いよね…
「…」
「聞いてた?」
「え、あー、うん…キス…ですか?」
「うん」
「先輩が頑張ってくれるんだったら、いい…ですよ」
「じゃあ、約束」
そう言って、右手の小指をたてて私の胸の前につきだした。
私も同じように手をだして指切りした。
「約束だからな!」
「はい…」