彼と彼女の関係£ ─To say love me─
いつものように
「うん!おはよう」
と、可愛い笑顔を向ける。
そして、自分の席へと向かう春田。
その間に
「手紙の返事…今、ください。」
そう言うと、足が止まった。
「私も…冬野君が、前から好きだったの。」
え…?!
「本当に?」
「うん…///」
信じられない。
春田が、前から俺のことが好きだった、なんて。
「うそ…」
「本当。」
うれしい……
「うれしい!」
「わたしも!」
俺は、春田に歩み寄り、抱きしめた。
「これから…よろしく。」
目に涙を溜めた、春田の顔が見えた。
「こちらこそ!」
そして…
「いい、か?」
「……うん…。」
至近距離で、見つめ合い…
そのまま…
キスをした。