曇のち雨

でも、気になって気になって
仕方がなかった…

しばらくぶりに連絡してみた。

「元気？」

「おう！」

よかった…ふつうだ！

それからもずっとLINE
するようになってしまって、

ある、8/2の夜…
いつも通りLINEをしていた。

そして、隠し通して来たはずの
好きな人が、本人に
ばれてしまった！！！！

「でも、かず、あの子のこと
好きでしょ、」

「は？好きじゃねぇよ」

なーんて、、

「だって毎日LINE
してるんでしょ」

「これだけだよ」

って言ってトークの写真を
送って来てくれた…

本当だ…

そして、私は震える手を
止めることなくこう、打った

「かずの、好きな人は？」

私の恋は終わったと思った。

すると…
すぐに既読がつき、こうきた。

「だいたいわかるでしょ？」

え…？どういうこと？

「わかんないよー。」

なーんておくってみた。
すると…

「この人」って
私の写真を送ってきた。

嬉しさの余り
泣いてしまいそうになった。

「これからどうする？」
なんてきかれて…

そして付き合った。
8/2いや、0:00過ぎだから…
8/3この日が私たちの
記念日になったのです。

「ごめんな？明日早いからもう寝る
また明日LINEするね♡」
って、

もう、私は飛び跳ねたいくらいだった

1週間くらい経った頃だったかな？

「今れいなんちの下通る」
なんてきて、夜だったけど
あいたさのあまり、飛んで
でいってしまった、笑

すると自転車でまってるかず。

抱きつきたいくらい。

それからも何回も会い、
キスもして、抱きしめられて、

その度に思うんだよね。

幸せだなって。
じんと別れてよかったなって。

かずを10分以上
待たせたこともあったっけなぁ？

けど、怒らずに待っててくれる

そんなかずが私は大好き。

22:00にわ帰らないといけないのに
22:45まで居てかずがお母さんに
怒られるなんてことも
何回もあった

日に日に好きになっていく
私自身も怖くて、泣きたくて。
不安で不安で
仕方が無いのに。
なぜか、すぐに不安を
とりとぞいてくれるかずが
不思議で仕方がなかった

恋多き男って訳でもないし
昔の彼女に嫌な別れ方されてから
恋してなかったかずだし。
でも、なんでかな？
不安なんてすぐに飛んでいくんだ。

かずの友達にも聞いた
1番仲のいい。
すると

「カズがあそこまで好きになる人
なんて初めてなんだ。
俺もびっくりしたよ？
でもいい奴だし、あいつなら
大丈夫だから。ね？
信じてあげて？」

なんて言われて…

〝れいな愛してる〟
なんて言われて
〝かず大好き〟
なんて言って…

はじめの頃はラブラブだった…

けどある日…
ちょっとしたすれ違いから
大げんかになった。

そのときの私の心は
疲れ果てて居て涙すらも
でなかった。

〝どうせ別れるんだろ？〟
この言葉が今でも忘れられない。

そんなはずじゃなかったのに。

私が寂しいなんていったから…
そこから喧嘩になったんだ。

「俺だって、毎日炎天下のしたで
サッカーして、疲れない訳が
ないんじゃねえの？」

なんて言われて
そうだよね。って納得したんだけど
素直になれない私は

「皆そうじゃんか！」

なんて言っちゃった…

「ずっとLINEなんか難しい！！
受験だって来年になったら
あるんだぞ！？
気持ち考えろ！」

なんていわれて、

「そんなの、れいだって
十分わかってるもん！！
何回先輩と付き合ったと
おもってんの！？」

なんて言っちゃって。

「なにきれてんの？」

って来たときは…
もう、爆発してしまった。

「きれてないから！」

「もういい」

「うん！もうLINEしないでおこ！」

「おう」


で、終わってしまった…

けど、やっぱりこのままじゃ
まずいな、なんて思って…

「ごめん…気持ちかんがえてなかった」

って送ってみた

すると
「俺も悪かった」って！

このとき、すごく安心した。

このあとの1週間は
テスト期間前でほぼLINEした
覚えがない

けど、終わった後からは
ラブラブに戻れた。

私のかずの存在は
居てあたりまえになってるのかも
しれない。
けど、居なくてはダメな存在。

別れるなんて
これっぽっちも考えたことなんて
なかった。


でも、、最近は学校で
つきあってることがばれ始めている

同期の男子、サッカー部のやつや
バスケ部の先輩…

いろんな人に聞かれ、
おちょくられて。

かずのことをばかにするやつだって
出て来た。

でも、それは許せなくて
きれてしまった。

すると、そのきれた文章を友達に
見せられて、
「やっぱ付き合ってるんだね！」
なんておちょくられる…

いい人なのにな…