変わらない
ある朝
「あっつい!」
「行きだけスクールバスに乗りたい」
「あ、それいいね」
この5月の涼しいはずのなか、私たちは少し汗をかきながら学校までの道を歩いていた。
私の名前は美浜 詩音(みはま しおん)。
この春、高校生になった。
私は、家から駅まで歩いて20分、それから電車に揺られて1時間、そして駅から学校まで30分
合計で通学に2時間近くもかかる学校に私は通っている。
新しい高校生活は、最初の二週間に友達を作るのに苦労したくらいで、今じゃ楽しくのんびりしている。
「あー、もう暑い!!」
「ねぇ、マチ…今5月だよね、涼しいはずだよね?」
横にいる真知(まち)に問いかけた。
「そうだよ、明後日文化祭あるからちゃんと5月だよ」
マチは顔をしかめつらせながら言った。
マチとは唯一同じ中学出身の子と通学していたが、私がスクールバスをやめたときにその子と三人で行くことから仲良くなった。
お互いに同じ趣味があったから仲良くなるのに時間はかからなかった。
「行きだけスクールバスに乗りたい」
「あ、それいいね」
この5月の涼しいはずのなか、私たちは少し汗をかきながら学校までの道を歩いていた。
私の名前は美浜 詩音(みはま しおん)。
この春、高校生になった。
私は、家から駅まで歩いて20分、それから電車に揺られて1時間、そして駅から学校まで30分
合計で通学に2時間近くもかかる学校に私は通っている。
新しい高校生活は、最初の二週間に友達を作るのに苦労したくらいで、今じゃ楽しくのんびりしている。
「あー、もう暑い!!」
「ねぇ、マチ…今5月だよね、涼しいはずだよね?」
横にいる真知(まち)に問いかけた。
「そうだよ、明後日文化祭あるからちゃんと5月だよ」
マチは顔をしかめつらせながら言った。
マチとは唯一同じ中学出身の子と通学していたが、私がスクールバスをやめたときにその子と三人で行くことから仲良くなった。
お互いに同じ趣味があったから仲良くなるのに時間はかからなかった。
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