いじめてあげる。







「どんちゃん!」



校門に着くと、真っ先にどんちゃんに話し掛ける。



「莉奈!…入学おめでと」




優しく笑って頭を撫でてくれるどんちゃんに甘える私。



「ここ偏差値高いのに良く受かったなぁ」


「なんたってどんちゃんのためだもんね!どんちゃんがいる高校ならどんだけ頑張っても通いたかったのっ」


「はは(笑)莉奈は嬉しい事言ってくれるなぁ(笑)」


「あ、今のギャグじゃないかんね!!あたしマジだから!!」


「はいはい。(笑)新入生はさっさと教室行く」


「はーい。」
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