いじめてあげる。
「ひっひっひ♪これで莉奈ちゃんの愛妻弁当は壱夜限定じゃなくなったねー♪」
「ばか?俺のは愛妻、お前のはついで。」
「俺のも愛妻だからー♪ねっ、莉奈ちゃん」
「ぶっ(笑)」
くだらないことで言い合う2人がおかしくてつい吹き出す莉奈。
それにつられてくくっと笑うウサギ。
「っ」
「「あ。」」
「あ?」
「「壱夜先輩が(いっちゃんが)笑った!!」」
「っ笑ってねーし」
「笑った!笑ったよね!?」
「笑いました!!」
「笑ってねーっ」
俯いて耳まで真っ赤な壱夜を横目に莉奈とウサギが目で合図をする。
「☆」←ウサギウィンク
「☆」←莉奈ウィンク
「壱夜先輩、顔あげてください」
「…無理」
「わたし今から変顔するんで!」
「…」
莉奈の変顔に興味を持ったのか壱夜はゆっくり顔をあげた
瞬間。
パシャ
「…は?」