ルージュのキスは恋の始まり
キスの感触だって・・・身体がまだ覚えてる。
それに、あの俺様悪魔に捕まった時、甘いムスクの匂いがした。
いつも男性に近づくと感じる生理的な嫌悪感を感じなかった。
香水の匂いは嫌いなのに・・・・。
特に男性のは・・・3年前の事件を思い出すから嫌なのに。
幸い一緒に研究している井上君は香水をつけないし、ましてや強引に何かするタイプじゃない。
あの男は危険だ。
私の頭の中で警鐘が鳴る。
あんな状況だったのに、少しでもいい香りと思ってしまった自分が憎い。
あの悪魔が怖い。
抵抗しなかった自分も怖い。
いろんな意味で衝撃的で、私は震えを抑えることが出来なかった。
龍神社長が私をこてんぱんに貶すまでは。
それに、あの俺様悪魔に捕まった時、甘いムスクの匂いがした。
いつも男性に近づくと感じる生理的な嫌悪感を感じなかった。
香水の匂いは嫌いなのに・・・・。
特に男性のは・・・3年前の事件を思い出すから嫌なのに。
幸い一緒に研究している井上君は香水をつけないし、ましてや強引に何かするタイプじゃない。
あの男は危険だ。
私の頭の中で警鐘が鳴る。
あんな状況だったのに、少しでもいい香りと思ってしまった自分が憎い。
あの悪魔が怖い。
抵抗しなかった自分も怖い。
いろんな意味で衝撃的で、私は震えを抑えることが出来なかった。
龍神社長が私をこてんぱんに貶すまでは。