ルージュのキスは恋の始まり
でも、玲王の事がずっと頭の片隅にあって・・・・。
亜紀ちゃん達にさよならして研究室を出てロビーに向かうと、玄関前に玲王の車が止まっていた。
まだ15時だしきっと玲王はまだ仕事だろう。
ガチャっとドアを開けて車に乗り込むとやっぱり歩さんしかいなくて、はぁーっと知らないうちに溜め息をついていた。
「私しかいなくてごめんなさいね、美優ちゃん」
歩さんが苦笑する。
「あっ、すみません。そういうわけじゃなくって、ちょっと疲れちゃって」
慌てて誤魔化すが、歩さんには通用しない。
「玲王もスケジュール詰まっててね。会長も入院してて表に出てこないし、いろいろあるのよ」
「会長ですか・・・・」
今日会いましたって言ってもいいんだろうか?
亜紀ちゃん達にさよならして研究室を出てロビーに向かうと、玄関前に玲王の車が止まっていた。
まだ15時だしきっと玲王はまだ仕事だろう。
ガチャっとドアを開けて車に乗り込むとやっぱり歩さんしかいなくて、はぁーっと知らないうちに溜め息をついていた。
「私しかいなくてごめんなさいね、美優ちゃん」
歩さんが苦笑する。
「あっ、すみません。そういうわけじゃなくって、ちょっと疲れちゃって」
慌てて誤魔化すが、歩さんには通用しない。
「玲王もスケジュール詰まっててね。会長も入院してて表に出てこないし、いろいろあるのよ」
「会長ですか・・・・」
今日会いましたって言ってもいいんだろうか?