ルージュのキスは恋の始まり
「・・・・」
何でまたその話を持ち出すのよ。
「百合ちゃんから美優が研究所にいないって連絡があって心配したんだ。1人で移動できないはずだし。携帯には出ないし、また何かあったのかと思ったよ」
「ごめんね、大河」
私がうつ向き加減に謝ると、大河が私の肩に手を置いた。
「全部説明してもらうからね。あの人の車に乗って大丈夫だったの?」
「うん。汗もかいてないし、震えもない」
不思議と怖さを感じなかった。
「そう。良い傾向だな。ところで、美優の会社のCMの話来てるんだ」
「断っ・・!」
断ってと言おうとしたら、大河が人差し指を私の唇に当てた。
「受けるから」
大河がニッコリ笑う。
何でまたその話を持ち出すのよ。
「百合ちゃんから美優が研究所にいないって連絡があって心配したんだ。1人で移動できないはずだし。携帯には出ないし、また何かあったのかと思ったよ」
「ごめんね、大河」
私がうつ向き加減に謝ると、大河が私の肩に手を置いた。
「全部説明してもらうからね。あの人の車に乗って大丈夫だったの?」
「うん。汗もかいてないし、震えもない」
不思議と怖さを感じなかった。
「そう。良い傾向だな。ところで、美優の会社のCMの話来てるんだ」
「断っ・・!」
断ってと言おうとしたら、大河が人差し指を私の唇に当てた。
「受けるから」
大河がニッコリ笑う。