君が好き〜先輩への想いだけは誰にも負けない〜
保健室につくと出張中という看板が出ていた。
別に一人でできるからいいやっと思い、俺は保健室に入った。
すると…
一人の女の子がカーテンを開けっ放しのベッドで寝ていた。
足にギプスをしていたから多分親を待っているんだろう。
上靴の色は青。ということは俺のひとつ年下。
それにしても無防備だなぁ…
なんて思いながら、俺は手に湿布を貼り、保冷剤で冷やしていた。