いつだってそこには君がいた。
***
……それは、生まれて初めての恋でした。
ドキドキして、切なくて。
幸せで、でも、涙が溢れそうになる想い。
君に出会ったあの頃、私はいつもモヤモヤした気持ちを抱えていたの。
だけどそれを一瞬にして晴らしてくれた。
君が、とても輝いて見えました。
いつだってカッコよくて、優しくて、一緒にいて楽しくて仕方ない。
自然と笑顔にさせられていました。
でも、いつからすれ違って
いつからこんなにも遠い存在になっていたのだろう。
キラキラした風がそよぐ教室。
夕陽の明かりが差し込む放課後の下駄箱。
私の思い出にはいつだって君がいる。
君は、私の青春にいつだって、いた。
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