悲恋 -タイムリミット-
陽鞠「…?」
私は声のする方へ振り向く。
?「くつ、どうした。」
顔をしかめながら私に聞く男。
そういえば、靴履いてなかったっけな。
急いでたからそんなこと考えてなかった。
陽鞠「あ、忘れてました…」
?「あ?」
ビクッ。
なにこの人…。
ビクビクしていると、突然男が私を持ち上げた。
陽鞠「え!?ちょっ」
私はできる限りの抵抗をする。
?「あばれんな。」
…いや、無理です。