陽だまりをくれたきみが好き。
小学校の通学の時も3人だったけど、実際の俺は蚊帳の外。
『なにそれ、うけるね』
『だろ?だから俺が…ーーーー』
二人の世界って感じだった。
相思相愛?
お互いにお互いの顔をみて顔を赤くして。
周りから見れば両想いってことは一目瞭然だった。そのことに気づいてないのは当人たち二人ぐらいだろう。
そして玲香はあんな見た目だったからクラスの女子からいじめられてた。
でもーーーー。
『人は見た目じゃないから。玲香いじめないで』
亮太が玲香にはいた。
俺の出る幕なんて当然なくて。
いつもいいとこ取りをする亮太には嫉妬の気持ちでいっぱいだった。
『……でね?今日も亮太が守ってくれたの』
中学校にあがって亮太だけがバスケ部に入ったことから帰りは俺と玲香の二人になった。