元殺し屋と、殺し屋
「もし・・・。
もし澪鵺がまた、孤独を感じても、私は、澪鵺を1人にしない。
澪鵺が闇に飲まれたとしても、私が引き上げる。
私が・・・澪鵺の光になる」
一瞬驚いた顔した澪鵺だけど、すぐに笑った。
この上ない、美しき笑みだった。
「ありがとう」
大好きだよ澪鵺。
レンナさんの分まで、澪鵺を愛してみせるから。
「じゃ、何か乗りますか」
折角遊園地来たしね!
「じゃ、ジェットコースターでも乗るか?」
「ええ!?」
「もしかして嫌いか?」
「ジェットコースターって、丸くて、個室でってやつでしょ?」
「は?
・・・それ、観覧車」
「え!?」
「もしかして紅羽、遊園地来たことないの?」
「・・・うん」
「なら、俺が案内してやるから」
「本当?わーい!」
その後、私が絶叫して、澪鵺・花菜・知紗・恭真・総司に笑われたのは、言わないでおきたいなぁ・・・。
【END】