元殺し屋と、殺し屋
第1章~私、殺し屋じゃありません~
私が殺し屋になったわけ。
☆☆☆
「ピピピッピピピッ」
静かで、まるで目覚まし時計ではない音。
でもこの音、目覚まし時計です。
私、目覚まし時計なしじゃ起きれないから。
「ふわああぁぁぁ・・・」
大きな欠伸をして、私はベッドから降りる。
眠いけど、今日は遅刻してはいけない日だ。
私は軽い朝ごはんを作り、制服に着替えた。
私は今日から高校生。
今日は入学式なのさっ!
私みたいな馬鹿でも、行けるような学校。
入学試験は大変だったけど、なんとか無事合格。
今日から、私のハッピー高校生ライフがスタートするわけさっ!
にしても、憧れの高校生かぁ。
友達とファーストフード店に放課後寄ったり。
お昼休みには友達と机を並べてご飯食べたり。
お休みの日にショッピングに出かけたり。
テスト前には勉強教えあったり。