いまさら、私たち。
私の彼氏、早川蓮。
蓮という人。
蓮「まさみ、帰ろう?」
そういって、俯く私に手を差し出してくれる蓮くん。
政美「うっ……うん。」
恥ずかしさでちょっとどもりながら手をソロソロと伸ばすと、蓮くんは私の手をグッと引き寄せる。
蓮「恥ずかしがんなよ、人前で手繋ぐくらいで。」
政美「そっ、そんなこと言ったって校舎内だし…みんなに見られるし…」
蓮「誰にも見られなくたって、緊張するくせに。」
政美「…うっ…まあそれはたしかに…」
蓮「付き合いはじめて一ヶ月だし、そろそろ慣れようよー(笑)」
蓮くんは笑いながらそんなことを言うけれど、本当は私、知ってるんだ。蓮くんもすごく照れてることに。
本人は気がついてないみたいだけど、蓮くんは照れると耳がすぐ真っ赤になるんだよね。
蓮くんは勉強もスポーツもなんでも器用にこなすくせにね、不器用なところがあるのが可愛いんだ。正義感が強すぎて、真面目すぎて、不器用なの。
とくに、恋愛に関しては蓮は本当に不器用。優しくてモテるのに相手の恋心に全く気がつかないところとか、女子の喜ぶものや、女子が言ってほしい言葉が、分からないとことか。
そういうところも、だいすき。本当に、好き。
そういって、俯く私に手を差し出してくれる蓮くん。
政美「うっ……うん。」
恥ずかしさでちょっとどもりながら手をソロソロと伸ばすと、蓮くんは私の手をグッと引き寄せる。
蓮「恥ずかしがんなよ、人前で手繋ぐくらいで。」
政美「そっ、そんなこと言ったって校舎内だし…みんなに見られるし…」
蓮「誰にも見られなくたって、緊張するくせに。」
政美「…うっ…まあそれはたしかに…」
蓮「付き合いはじめて一ヶ月だし、そろそろ慣れようよー(笑)」
蓮くんは笑いながらそんなことを言うけれど、本当は私、知ってるんだ。蓮くんもすごく照れてることに。
本人は気がついてないみたいだけど、蓮くんは照れると耳がすぐ真っ赤になるんだよね。
蓮くんは勉強もスポーツもなんでも器用にこなすくせにね、不器用なところがあるのが可愛いんだ。正義感が強すぎて、真面目すぎて、不器用なの。
とくに、恋愛に関しては蓮は本当に不器用。優しくてモテるのに相手の恋心に全く気がつかないところとか、女子の喜ぶものや、女子が言ってほしい言葉が、分からないとことか。
そういうところも、だいすき。本当に、好き。
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