竹内刻の漫画家人生
第一話 非平凡の香り
平凡とは
これといったすぐれた特色もなく、ごくあたりまえなこと。また、そのさま。
である。
しかし、俺の周りの人間は平凡は人間にとって詰らないものだと思い込んでいる
が!
それはおおっっっっきな間違いだ!
世の中の奴らは平凡を甘く見ている!
平凡は安心感があり、そしてなにより!
平凡でいる、つまり普通の人でいるためにはなかなかの忍耐力も必要なのだ!
つまり俺のような平凡な人間でいる事には忍耐力が必要であり、平凡でいる事を保持するには難しいという事!
平凡はつまらなくなんかないし
むしろ誇りを持ってもいい!
皆みんな平凡でいる事には退屈だーとか、つまらないーだとか、女にモテないしーとかとかとか!
まぁ、それは別にいい、平凡でいるか非凡な人間でいるかはそいつ次第だし、無理して平凡にならなくてもいい。非凡にならなくてもいい
だけど
俺は平凡を愛している!非凡にはなりたくない!
と、いう事だけは変わらないのだ。
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