竹内刻の漫画家人生
春風町――
それは俺達が住む町だ。
俺達が住んでいる島、『四季彩島』には四つの村がある。
田舎の雰囲気が特徴的な春風(はるかぜ)村。
海の幸がたくさん収穫でき、海の町とも言われる夏鳥(かちょう)村。
観光地が豊富で、古くからの歴史もある秋仙(しゅうぜん)村。
冬になると雪景色が綺麗で、多数の行事も良く行っている冬登美(ふゆとみ)村。
この四つの町で俺達の島が成り立っている。
そして、田舎の雰囲気が特徴的な春風村、まぁさっきもいったがそこが俺の住んでいる村だ。
他の町の皆は「田舎ってなんかふっつう!」とかいっているが
とんでもない!
普通、まぁ言い換えれば平凡を愛している俺にとって春風村は誇りある村である。
さて、ここまでの説明を行ったことろで俺の自己紹介をさせて頂こうと思う。
俺は原口 大輝(はらぐち だいき) という。
まぁ普通の高校生だ。
普通に勉強して、普通に友達がいて、普通に部に所属している
な?ふっつうの高校生だろ?
まぁちょっと良く友に変だといわれるところは
“平凡を愛しすぎている”という事だろうか
でも考えても見てくれ、普通である事は悪くないのにそんなに言われなければいけないのか
ッチ!友よ、俺はわからんぞ、お前は女にモテモテで彼女がいるから普通の良さがわからないんだろう、可哀そうに。
まぁそんな平凡論を語っている間に放課後になってしまったぞ
どうしてくれる((知るかよ