竹内刻の漫画家人生
放課後にでもなったし部活にでもいくか・・・と思ったけど
そういえば今日はテスト一週間前だから部活ないんだっけ・・・
・・・帰るか
―――
帰りながら俺はいろいろ考えていた
今日の晩御飯なんだろう
―おそらくこれを読んだ皆の衆はこう思っているだろう
「なんで急に話とんだかと思ったら急にいろいろ考えてて急に晩御飯の事になるんだよ!」
と、しかしわかってくれ
平凡な俺はここまで普通に歩いていたのだ
少女マンガみたいに胸がときめきするような
―キャ!
私は早く家に帰ってテレビをみようと走ってかえっていたら、角を曲がったところで人にぶつかってしまった
―ご、ごめんなさい!わたしったら!
―いいんだよ、君、けがはないかい?
男の人にあたってしまったようだ
改めて顔を見て謝ろうと思っていたら
―え?--ドキン
―あ・・・--ドキン
かっこ・・・いい・・・
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何ていうのはない
期待にそえなくて申し訳ないが
これが俺なのだ、むしろこれが普通なんだよ皆
で、だ。
考えていたのは考えないと家についてしまうからだ
トキメキイベントがない為
少しでも話を変えようと考えていたら晩御飯になったのだ
許してくれ、これが普通なんだ
でも一昨日の晩御飯もカレーで
昨日もカレーだと
今日はいったい何なのか気になるんだ
それが普通なんだよ、何回目なのかわからないけど
これが普通なんだよ