裏腹な彼との恋愛設計図
「何でわかったの!?」
「あ、当たり? カマかけただけだよ、紗羽の周りで知ってる男なんて他にいないから」
うわ、見事に引っ掛かってしまった……!
笑う翔吾くんと、恥ずかしさでうなだれる私を、朝海がキョトンとしながら交互に見る。
「うそ、翔吾の担当になったの? その先輩」
「うん……ていうか、担当になるのは彼しかいないから」
代われるものなら代わりたいけど、私にプランナーなんて務まるはずないし。
翔吾くんにバレちゃったから、なんかまた気苦労が増えそう……。
「ふ~ん、あの人のことをねぇ……。そりゃちょっと面白くなりそうだ」
「え?」
「あ、いや、何でもない」
含み笑いして煙草をくわえ、火をつける翔吾くん。
何か企んでるんじゃないでしょうね……余計なことしないでほしいんですけど。
訝しげな目で煙草をふかす姿が似合い過ぎる彼を見ていると、デザートのメニューを手に取りながら朝海が言う。
「でも紗羽、どうする? 今度の同窓会に、もし三好くんが来たら」
「あ、当たり? カマかけただけだよ、紗羽の周りで知ってる男なんて他にいないから」
うわ、見事に引っ掛かってしまった……!
笑う翔吾くんと、恥ずかしさでうなだれる私を、朝海がキョトンとしながら交互に見る。
「うそ、翔吾の担当になったの? その先輩」
「うん……ていうか、担当になるのは彼しかいないから」
代われるものなら代わりたいけど、私にプランナーなんて務まるはずないし。
翔吾くんにバレちゃったから、なんかまた気苦労が増えそう……。
「ふ~ん、あの人のことをねぇ……。そりゃちょっと面白くなりそうだ」
「え?」
「あ、いや、何でもない」
含み笑いして煙草をくわえ、火をつける翔吾くん。
何か企んでるんじゃないでしょうね……余計なことしないでほしいんですけど。
訝しげな目で煙草をふかす姿が似合い過ぎる彼を見ていると、デザートのメニューを手に取りながら朝海が言う。
「でも紗羽、どうする? 今度の同窓会に、もし三好くんが来たら」