裏腹な彼との恋愛設計図
「誰が写真を載せていいって言った?」
「え……写真?」
ち、近過ぎて見えないです。
けど、写真って言ったらアレしかない。
空いてしまったスペースをどうしようかと悩んだ私は、“今月の働く男子”と題して、うちの会社の男性社員を紹介することに。
第一弾はこの美形男子、柊隼人(ヒイラギ ハヤト)さんを取り上げ、お客様と打ち合わせ中の悩殺スマイルを激写した写真を載せた……のだけど。
それがマズかったの?
「ダ、ダメですか? すっごい美しく写ってますけど──」
「そういう問題じゃない」
私の言葉に被せ気味に返してきた柊さんは、眉根を寄せても綺麗すぎるお顔をずいっと近付ける。
わ、わ、もう少しでキス出来ちゃうってば……!
「俺は見せ物みたいにされるのが一番嫌いなんだよ。しかもこれ完全に隠し撮りじゃねーか。悪趣味だな」
「えと、じゃあ、撮りますよーって言ってからだったら撮らせてくれたり……」
「するワケねぇだろ」
だから隠し撮りしたんですよー!
「え……写真?」
ち、近過ぎて見えないです。
けど、写真って言ったらアレしかない。
空いてしまったスペースをどうしようかと悩んだ私は、“今月の働く男子”と題して、うちの会社の男性社員を紹介することに。
第一弾はこの美形男子、柊隼人(ヒイラギ ハヤト)さんを取り上げ、お客様と打ち合わせ中の悩殺スマイルを激写した写真を載せた……のだけど。
それがマズかったの?
「ダ、ダメですか? すっごい美しく写ってますけど──」
「そういう問題じゃない」
私の言葉に被せ気味に返してきた柊さんは、眉根を寄せても綺麗すぎるお顔をずいっと近付ける。
わ、わ、もう少しでキス出来ちゃうってば……!
「俺は見せ物みたいにされるのが一番嫌いなんだよ。しかもこれ完全に隠し撮りじゃねーか。悪趣味だな」
「えと、じゃあ、撮りますよーって言ってからだったら撮らせてくれたり……」
「するワケねぇだろ」
だから隠し撮りしたんですよー!