ワケあり♥××秘密の生徒会っ!!
『ご乗車ありがとうございました~…___』
ブロロロ……
けたたましい古臭いエンジン音が
遠くなっていく…
それと反対に
私の鼓動も、思考も、爆発寸前だ…
並んで立つ二人の間に微妙な沈黙が流れた。
「…おい」
ビクッ!!
「な、なん……ですか…」
そしてその沈黙を破ったのも彼だった
緊張して思わず拳に力を入れる
そのとき、片手に違和感を感じた
あっ
そうだった…!!
彼は片手に力なく持っているペットボトルを
気にしているのだろうか…?
これをわたすことが目的だったことを
思い出して、急いで渡そうと横を振り返った
しかし…_____
ズキッ!!
「…………っい!!」
左足に今までにないくらいの激痛が走った……