ワケあり♥××秘密の生徒会っ!!
「すみません…これが落ちてたので
渡そうとしてたところだったんですよ」
あまりの激痛に思わずしゃがみそうになったが
痛みをこらえて、得意な作り笑顔で取り繕った
「どうぞ」と、
ペットボトルを渡そうと手を差し出すと…
ぱしっと、伸ばした腕を急に掴まれた
「……へっ」
予想外の出来事に呆然としてしまう
「…そうじゃなくて」
「足、大丈夫なのか聞いてんだ」
彼の表情は最初とまったく変わってないが
彼の瞳がしっかりと私を映していた…
ドクンッ…_______
まるで、
私の思考を全て” 見通すかのように。”