ワケあり♥××秘密の生徒会っ!!
「だっ、だいじょうぶですよこの程度…!!」
うろたえながら必死に答える
「 ………… 」
おぅ……
疑いのある視線が痛い…
そりゃぶっちゃけめっちゃ痛いですけども…
だからとい
なにもヤンキーに迷惑をかけようなんて
思ってもないし…
「たははは…」軽く笑って見せるが
相手の目には
▼痛いのか
▼痛くないのか
…の、コマンドしか受け付けてくれないと見た
やっぱ苦手だ…
この人と面と向かうとめっちゃ怖いよ…
「大丈夫ですからっ!!
学校遅れちゃいますよ??ほら。
普通に歩けまs……」
試しに歩こうと足を出す…____
グリッ!!
「~ッッ!?ぎゃあっ!?!?」
ずべしゃあッッ!!
ーとは、裏腹に足はいうことを聞かず、
バランスを崩し盛大にこけてしまう…
「…………ぷっ」
ん!?
コイツ今笑っ…た!?!?
恥ずかしさに一気に顔が赤みを増すのを感じる
それと同時に
じわじわと怒りが湧いてきた…
「な、なんですかッッ!!!」と、
怒鳴ろうとした瞬間、
私の顔の前に手を差し出してきた
「…クスッ…お前面白いな。気に入った」
意地悪そうな笑みを浮かべ
私に手を差し延べている楽しそうな彼がいた
「1年の東峰 紅だ。……よろしくな」
そう…
ここからだ…
これが”東峰 紅”との出会いだった…
この出会いが私の運命をかえていくだなんて
思ってもいなかった…