阿部×古部

「平気だって言ってんだろが!」

「駄目です。」


周りがいくら静まり返っていようが、怒りのボルテージMAXな俺はそんなこと微塵も気にならない。


「クッソ…椎名!
てめぇ女の癖に俺のトイレにまで着いてくるとかどんだけデリカシーねぇんだよ!!」

「なくて構いませ…


「「「はぁっ?!」」」


…。」


突然、静まり返っていた筈の周りの学生が、ザワザワし始める。


しかも今周りがめっちゃタイミングぴったりな感じで「はぁっ?!」って言ってたけど、俺何か変なこと言ったか?
トイレの話しだけだよな?




< 9 / 10 >

この作品のキーワード

この作品をシェア

pagetop