秘密
必然の出逢い

「こんにちは」

一体...誰だこいつ。
すごく笑顔だ。

「先生?」

「あ、何をしているんですか?ここで」

「いや、生徒手帳届けてもらったんでお礼?的な?」

「的な?...あー、良かったですね。」

「あたし、葉山 遙子(はやま はるこ)!よろしく!先生!」

「あ、よろしく。」

はるこって言う名前なのか。
なんか聞いたことあるような。

「葉山さん、授業は?」

「サボリです」

また笑顔だ。

「そうですか。サボリでもなんでもいいのですが、この部屋からは出ていってください。落ち着かない。」

「先生、けちー!まぁ、いいや!じゃ、またくるね!」
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