一日千秋
それから千秋は誰とも付き合っていない。

告白されても迷わず振っている。





「また振ったんだってね。」

わたしはショコラカスタードをほおばっていた。


「うん。そうだね。」

千秋はブルーベリークリームを食べていた。


「そろそろ誰かと付き合わないの?」

この質問に対する答えは決まっている。

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